零式艦上戦闘機
以前の零戦のページを誤って削除した為に、記憶によるところが、多く間違いがあるかも知れません。のちのち、見直そうと思っております。
新しく、作成したので、簡単に零戦の特徴を紹介し、1995年5月の龍ヶ崎飛行場でのショットと2002年8月頃に尋ねた河口湖自動車博物館での
零戦を紹介します。
零戦の名称の由来と概要
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零戦とは、零式艦上戦闘機の略であり、紀元節の2600年の末尾のゼロをとり、零式と名付けたものです。 簡単に、型式は、試作機、11型、21型、32型、22型、52型、52型のそれぞれ甲、丙、乙、62型まであり、基本的に 翼には、20mm機関銃、胴体キャノピー前方に7.7mm機関銃を装備、後続距離はざっと2000km以上であり これを基本とし、初期では、翼が長く、航空母艦に搭載できない為(21型)翼短を折りたたみ式とし、それ以降 では、速度向上の為、各翼を50cmカットし、32型では角型、それ以降では翼短を再度丸く整形しています。 また、各型の10の位は、機体の改修回数を示し、1の位は、基本的にエンジンの変更を示します。 例として、52型は、機体を5回目の改修で、エンジンの基本構造は、2回目の変更となります。 機体改修は、武装を例えば、機関銃のサイズを7.7mmから、片方のみ13mmに変更とか、胴体機銃を卸し翼に 片翼13mm,20mmとしたもの、翼下に62型以降ではロケット弾装備の為の懸架、などや機体構造では、急降下速度に耐えるために翼の板圧を増したもの、武装などを強化した為に、胴体燃料タンクを小さくしたなどがあります。 |
零戦シリーズでは、どれが一番か。。。
良く、ラジコンなど模型では、52型が、再現されていますが、大戦末期でその頃の零戦では、ライバル機に完全に溝をあけられてしまい
改造の余地が限られた中での、向上型であるので、航続距離が犠牲になり、重量の増加など本来の性能が低下しているのは、周知の通りです。
最も、輝いていた大戦初期に活躍できた21型が、零戦らしいと言えるのではないでしょうか。また、52型が、戦線に出だした頃、パイロットの間でも
ベテランが使用し、若手には、操縦の優しさから21型を与えたとも言われています。
各型の簡単な大きな変更
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試作機 数機製作され基本性能の点検が行われた。搭載予定の栄発動機が、間に合わず瑞星エンジンを搭載。その為エンジン冷却取り入れ口が、カウリングの上部に飛び出している。 11型 実戦投入の初期型であり、発動機を栄12型を正規搭載しエンジン冷却取り入れ口が、下部に変更。 21型 航空母艦搭載仕様に変更、翼短を折りたたみ式に変更。(河口湖自動車博物館、画像H) 32型 発動機を栄21型に変更し、排気管は集合排気管が、左右の下部のまま。速度向上を狙い、翼短を50cm切り詰め翼短を角型に変更し最高速度も思わしくなく、後続距離が短くなり不評であった。 22型 翼を元の長さにに戻し、角型より丸型にし、後続距離を復活させた。 52型 翼短を再度、切り詰め角型より、丸型に変更。 栄発動機は、21型のままであるが、これまでの集合排気管より、推力式単排気管に変更し、排気速度を利用しロケット効果を狙った。 これ以降水メタノール噴射装置(離陸時など高出力を必要とする時に、一時的にエンジン内の温度を下げることにより、空気密度を増加させ出力向上させる)を取り付けた。しかし、52型においても、集合排気管のままであるものが、最近確認されている・ 以降、62型に至るまで、武装を基本の11型から52型で、胴体7.7mm,翼20mm機関銃から、52型甲、乙、丙と胴体機銃を全て無くし、翼の機関銃を強化したもの、胴体を13mmのみにしたものなど、バリエーションがあるが、ここでは詳細の説明を省略します。 |
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ステアリングは無し、地上で低速時でも、プロペラ後流によりラダーを傾けることにより、尾部を振ることができるので、特に必要としなかった。 よく、デモンストレーションで、着陸後、停止する時大きくケツを振っているのがわかる通り、通常は、尾輪のヨー軸方向のシャフトに取り付くベルクランクを介しゴムヒモのようなもので、センタリングされている。 良く、フライトショーなどで、着陸後、指定位置に帰ってくるとき、90°お尻を振って、観客に向かって制止させている場面があるが、現在の飛行機と同じブレーキの考え方であれば、片方の主輪のみブレーキ(ラダーペダルの奥側を踏むとブレーキ)を掛けて、プロペラ後流を利用しラダーを切って、制止する時は、ラダーを戻し、両方の主車輪のブレーキを踏んで止めているのではないかと思われる。 左、画像の油圧シリンダーの下に前方から、ゴム紐のようなものが、2本見える。 |
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離陸 離陸時は、三点姿勢を保ち頭下げしないように、エレベーターを一旦アップし、加速し始めたらエレベーターをニュートラルに戻し、尾輪を上げ、さらに加速させ、規定速度に達した後再びエレベーターをアップし、離陸させる。この時、全速に近いので、カウルフラップも開いているのが、わかる。 |
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着陸接地の瞬間 スプリットフラップを全開させ、翼弦方向の長さは、変わらず翼面積は変わらないものの、キャンバーを大きくとることにより、失速角度を大きくとれるので、機体速度を目一杯落すことができる。 また、主輪のオレオも荷重が掛かっていないので、ずいぶんと伸び切っているのがわかる。また、上の離陸した後の画像では、上昇角を一定にするため、既にエレベーターは、ニュートラルに戻り、フラップは、使用していない。 |

















河口湖自動車博物館 2002.08頃 零戦21型
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A
B
各部アップ画像


Cキャノピー部 D翼下面25kg爆弾懸架


E脚収納部と、エンジンカウルフラップ、集合排気管 Fネームプレート


G翼短折りたたみ機構 H栄12型発動機

I住友ハミルトンプロペラ
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